庭について

日本の庭の歴史ははっきりしたものではないが、資料として最初に登場するのは日本書紀と言われ、7世紀初頭に百済より仏教などと共に伝来した須弥山が徐々に庭の概念として変成されていったようである。中国でも庭は仏教世界の中心である […]

グループ展「土地と共にいきる―イギリス・ポートランドより」に寄せて

インスタレーションを「自分の支配領域」と考え、それを「庭」と呼び、庭をテーマとしたインスタレーションを中心に発表しています。 ポートランドは石切場ということもあり、今回のレジデンス滞在では石を取り巻くイングランドと日本の […]

個展「縁の側」に寄せて

曖昧な概念・空間を把握する方法として分節し境界を作るという方法があります。 それは彼方側にあったものを此方側へと引き寄せ、文化的な意味を付与し、世界を獲得する創造的なプロセスです。 逆説的には、分節し境界を作った後の世界 […]

個展「庭」へ寄せて

見たことがあるようで、見たことのない風景 草の匂い、土の柔らかさ、風の爽やかさ、透きとおる空の色 並んだ箱、聳え立つ御影石、粉吹いた表面 あるいは、冒険、剣と魔法、メカ、不思議な力 それは記憶、子供のころに持っていた世界 […]